MADE IN JAPAN
半世紀以上の歴史と経験から導きだす答えこそ、海外製品との違いの最大のポイント
そこには国内メーカーの誇りがありました-
以前、海外生産の靴に携わっており
企画(サンプル依頼~材料選び~製造工程や品質管理)
一連の流れを海外の現場で見てまいりました。
そんな中で企画段階のイメージから出来上がってくるサンプル、そして実際の本生産の場で当初描いたイメージになかなか追いつかず、 デザインや特に機能面での妥協を強いられてきました。
そして品質がなかなか安定せず、随分と悔しい思いをしてきました。
現在、銀座マティノスで日本製の靴を取り扱うようになってきてから
つくづく感じることは、ソフトな本側を使用しながら型崩れもなく品質も安定し、ひとつひとつの材料どれをとってもクオリティが高いということでした。
これらの靴の製造現場を見てみたい、そして長く靴に携わってきて様々な靴を見てきたなかで
このクオリティの高さをお客様にもお伝えしたいということで靴の製造現場へ行ってまいりました。
-靴は木型がいのち-
経験豊富なスタッフさんが新しいデザインの型紙づくりや細やかな作業を進めていきます。
デザイン・靴を履くシーンや用途・アッパーや底材に合わせて、
長い長い歴史の中で培ってきた知識が、その靴にふさわしい組み合わせを導き出します。
新しい時から履きこんだ状態の革の馴染み方やクッションの沈み具合なども計算し、
型紙を作成しサンプリングしていくそうです。
-妥協のないこだわりが日本製の良さ-
型紙ができたら、実際に革を裁断しミシンを使いながらアッパーの制作に進みます
様々な太さやカラーの糸の中から、熟練スタッフの経験で選んで縫っていきます。
そして完成したサンプルは、試し履きをして履き心地を確かめ、
何度も何度も修正を加えていきます。
本生産での手作業による微妙なミリ単位にまでアプローチしていくことで
靴の仕上がりが変わってきます。
-Japanクオリティーの高さの要因はここにあり!-
私は、一日一日懸命に心をこめて日本の職人さんが、
安心して履いて頂ける高品質であたたかみのある靴づくりの現場を見ました。
海外メーカーの製造現場と比べて本当に感心したのは、
・革や底などの材料のクオリティの高さ
・各製造工程の整理整頓された美しさ
・工場内の環境の良さ
そしてクオリティに比べ価格がリーズナブル
価格以上の品質ですと自信をもっておすすめできるのが日本製の靴です。
総合的に日本製の靴の本質の高さの要因がいたるところで見ることができました。
-すべてはお客様のために!-
私たちは常にお客様の声に耳を傾け、お客様の立場に寄り添った商品選び・企画開発をメーカーさんに伝えて協力をし、もっともっと履きやすくてオシャレも楽しめる靴を提供できるよう努力してまいります。